2016年02月16日

色彩検定1級 一発合格できてよかった

色彩検定1級合格記念エントリー。
受験目的は会社から出る微々たる手当と、「LabやLCH表色系についてきちんと知りたい/色彩について感覚的でなく言語的、数値的な知識が足りないのでは」という考えからだった。
自分の勉強内容をふりかえってみる。

<使用した教材>
1級の公式テキスト
サミュエルの1級1次試験問題集
過去問(2012年、2013年、2014年度)
やさしい色彩検定3級
199a配色カード

<1次試験対策 1ヶ月間で時間にして20時間程度>
〜サミュエルの1級1次試験問題集1回目〜
公式テキストを参考にしつつ、理解・納得することに重点をおき時間をかける。
〜サミュエルの1級1次試験問題集2・3回目〜
不正解で解答・解説にて理解できないところ以外は公式テキストを見ず。正解することに重点をおく。

<1次試験について>
問題集を正答率90%くらいになるまで解いておけば安心ではないだろうか、と、簡単に書いてみたが、2級と比較して1級は公式テキストが厚く、サミュエルの問題集もかなりのボリュームに感じた。とにかく覚える量が多かったので、もっと時間をかけたかったところ。それでも30時間もつぎ込めたら十分なのかな、という感触だった。
自分が苦戦したのが、見慣れていたマンセル表色系と色の記号化ルールが異なるオストワルト表色系やNCS表色系であった。あとは視細胞と脳への伝達の流れかな。公式テキストだと全体像がわからなかった。細胞名はやむを得ず語呂合わせ暗記だったし。ファッション業界や仕組みについても業界的に今後役に立たない割に覚えることが多かった。

<1次試験終了直後から、2次試験対策を開始 1ヶ月間空き時間をフル活用>
配色カード199aを1cm角で切り取りトーン毎で一覧シートを作成しマンセル値を付記
配色カード199aの色相名暗記
配色カード199aの、マンセル値の明度と彩度の法則探し(丸暗記はせず)
配色カード199aで、慣用色・心理四原色・色光の3原色・色料の3原色に対応するトーンの暗記
過去問の2012〜2014年を購入し試験前1.5週間で3回ずつくらい模擬試験
2〜3級知識の確認(pccsトーン 中間色・明清色・暗清色 補色色相・中差色相 といった色彩用語の意味。配色の基礎など。過去問を解く中で知らない用語や理解できない用語があれば確認)

<その他2次試験について>
2次試験直前になって過去問足りないのではと不安になるも、本屋で2009の内容を確認して傾向がずいぶん違ったため購入に至らず。ここ3年ほど、丸暗記が不要で配色理論を重視している印象。
必ず最初に出題される視感測色については同じ問題でも繰り返すほど目が慣れてくる。訓練あるのみだった。
配色カードのマンセル値暗記については得意な人はやればいいと思うのだが、自分が苦手だったことと、あとは最近の出題ではpccsとマンセルの色相変換表が問題用紙に載っていたり、目視で判断できそうだったのでそれほど重要視せず省略した。
配色カードの切り貼り作業はぶっつけ本番だったが前半60分で問題を解き後半30分でカードの作業でちょうど良い感じだった。

<2015年の試験内容について>
1次試験についてはこれといって難はなかったように思うが、むしろ記述問題が過去にも出題があったSD法とは、ラッキーだった。
2次試験は、これまで頻出だった慣用色名は出ず、まさかのファッション流行色史から「アシッドカラー」「シャーベットカラー」「モーニングスターブルー」。しかしバッチリ公式テキストにある内容なのでひるんではいけない。これらが解けなかったら勉強不足…!自分はアシッドカラーとシャーベットカラーがわからず血の気が引いた。「モーニングスターブルー」についてはサミュエルの問題集に感謝。

<所感>
5、6年前に2級を取得。既婚・子持ち・フルタイム勤務。クソ忙しい日々の中で合格した達成感ときたらもう。協力してくれた家族感謝。
肝心の動機「LabやLCH表色系についてきちんと知りたい/色彩について感覚的でなく言語的、数値的な知識が足りないのでは」については、色彩検定だけでは物足りない。というか、勉強して知ったけど色彩検定は、ファッションに関する知識が多く動機を満たすためにはあまり意味が無かったのかもしれない。光学や色彩工学といったディープな学問に片足突っ込まないといけないことがわかり、気が重いw
なにはともあれ無事合格できたので今夜はご馳走つくってワイン飲む。
posted by アンゴ at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・デザイン | 更新情報をチェックする
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